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こころの音14

このまえ、
『星になった少年』という映画を、
見ました。
日本人で、初めて、ゾウ使いになった
少年の物語で、
哲夢という若くして亡くなった少年の実話を
もとにして、作られた映画なので、
大げさな脚色(きゃくしょく)もなく、
たんたんと描(えが)かれていました。

それでいて、
親子の絆(きずな)など、
しんみりと、ジーンとくる映画でも、ありました。

また、気が向いたら、
この映画の話しでもしようと思います。


この映画を見て、思い出しましたが、
日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の
御書(ごしょ)に、
(御書とは、日蓮大聖人が書いた手紙や論文を、
 すべて、集めたものです)
ゾウの話しが、のっていました。

御書によると、
象(ゾウ)は、敵(てき)の力によって、
強い相手ならば、強い力を、
弱い相手ならば、それだけの弱い力を
だして、戦うそうです。
ゾウは、とても利口(りこう)な、
やさしい動物なのかもしれません。

けれど、
これも、御書に、書いてあるんですが、
それとは逆(ぎゃく)に、
ライオンは、
相手の強い、弱いにかかわらず、
全力を出して、戦うそうです。

日蓮大聖人の別の御書(ごしょ)に、

『師子王(ししおう・ライオン)は、
前三後一(ぜんさんごいち)と申(もう)して、
ありの子を、とらんとするにも、
又(また)たけきものを取らんとする時も、
いきをいを出す事は、同じき事なり』

と、あり、ライオンは、
三本の足を前に、一本の足を後ろに構(かま)えた、
ベストの姿勢(しせい)で、アリ(虫)の子を
とろうとする時も、猛獣(もうじゅう)をとろうとする時も、
全力を出して、戦うという意味です。

動物学的に、どうかは知りませんが、
ライオンが、なぜ、
百獣(ひゃくじゅう)の王かというと、
たとえ、どんな状況(じょうきょう)であれ、
ライオンは、全力を、出し切るということだと、
思います。


創価学会(そうかがっかい)の信仰を、
真面目にやって、
「カリスマ美容師」になった人が
いるんですが、
その人が、
「どうしたら、チャンスを、つかめるか?」
という質問に対して、

まず、創価学会の信心、活動を、
まじめにやることは、当然(とうぜん)として、
人って、これが、チャンスだっていう時は、
全力をだすけど、そうでない時は、
往々(おうおう)にして、全力を出さない場合が、
多い!
けれど、本当は、チャンスは、
どこから生まれるか、わからないので、
『たとえ、どんな時でも、ベストを尽(つ)くす!!』
ということを、あげていました。

また、そのカリスマ美容師が、
最も、貧乏(びんぼう)で苦しいときに、
創価学会の先輩に相談したら、
その時の状況からすると、
そんな夢みたいなこと、あきらめろ!
とか言われても、
おかしくなかったけれど、

『絶対に、あきらめるな!
信心根本に、戦っていけば、
必ず、夢は、かなうよ!!』

と、力強く、
励(はげ)まされたそうです。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・


『ベストを尽(つ)くす!』

この言葉は、素晴らしい言葉だと思います。
ベストを尽くすことに、差別(さべつ)はない!
どんな人でも、ベストを尽くすことは、
できる!
それでいて、こんな価値(かち)のある行動は、ない!


人は、往々(おうおう)にして、
自分を、世間や人と比(くら)べたりして、
卑下(ひげ)しがちかもしれない!
けれど、そんなこと考えるまえに、
自分に、問いただすべきなんだと思う。

『自分は、自分にベストを尽くしているのか?』

小さなことであっても、
それが、自分の目標を、かなえていく道であり、
人生の勝利者、
百獣の王になっていく道なんだと、
思う・・・・・!


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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