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こころの音27

だいぶまえだけれど、
ベルリンマラソンで、
野口みずきが、日本新記録を出して、
優勝したのを見たことがありました。

野口みずきは、
2004年のアテネオリンピックの
女子マラソンで、
金メダルをとり、
その当時(とうじ)、
乗りに乗っていたんだと思う。

その野口みずきが出た
ベルリンマラソンの中継放送の
テレビで話していたんですが、
その野口みずきの、「みずき」は、
「花みずき」から、
とった名前だそうです。

そして、「花みずき」には、
花言葉で、


「礼(れい)を、返す!」


という意味が、あるそうです。


その時のベルリンマラソンで、
野口みずきが、

「今回、日本新記録を出して、
監督やコーチに、恩(おん)を返したい!」

と、言っていたのを
記憶しています。


「花みずき」の花言葉どおりの、
『恩を返(かえ)す』、
みごとな優勝だったと、思いました。


やはり、「恩を返す」とは、
人間にとって、大切なことであり、
大きなエネルギーになるんだと
思いました。



次元(じげん)は違いますが、
日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の
御書(ごしょ)に、

『報恩抄(ほうおんしょう)』

という御書が、あります。

(御書とは、日蓮大聖人が書かれた、
論文とか手紙を、すべて集めたものです)


報恩抄(ほうおんしょう)では、
名前の通り、
恩に報(むく)いる生き方について、
話されています。

たとえば、
きつね(狐)は、
自分の生まれた古塚(ふるつか)を、
決して忘れないと言われるし、
動物でさえ、恩に報(むく)いようとする。

だから、まして人間は、当然(とうぜん)である!


人間は、生まれたときは、
けもの(獣)と同じだそうです。

それは、そうだ!
だって、何にも知らないんだもん。
それを、親が、
いろいろなことを教えてくれて、
ようやく、人間になっていく。

他の動物になくて、
人間にあるものの一つとして、
人間は、どうして、いま自分が、
こうして生きていられるか
ということについて、
理解することができる!

ほかの動物は、
そういうことは考えない!

難(むずか)しく言うと、
『因果(いんが)』、

原因(げんいん)と結果(けっか)を、
はっきり、
知ることができるのが、
人間だそうです。

だから、人間は、
親や、先生や、
まわりの人々に、
感謝することができる!

この感謝(かんしゃ)する心、
恩を知る心を、
持(も)っているのが、
人間だそうです。

だから、逆(ぎゃく)に言えば、
感謝するということ、
恩に報(むく)いようとしないと、
もう、身体は人間でも、
こころは人間とは言えない、
下劣(げれつ)な生き物になってしまう!


日蓮大聖人が、なぜ、
この『報恩抄(ほうおんしょう)』を
書いたかというと、
自分に、さまざまなことを教えてくれた、
道善房(どうぜんぼう)という師匠の恩に、
報(むく)いるためだそうです。

師匠(ししょう)である道善房の死を知らされ、
日蓮大聖人は、だいだい、
原稿用紙(げんこうようし)?100枚くらい?の、
この『報恩抄』を書いて、
兄弟子に、
この手紙(報恩抄)を送り、

「師匠(道善房)の墓前(ぼぜん)で読むように!」

と、
指示(しじ)されている。


日蓮大聖人が、
この報恩抄のいちばん最後のところで、
こう、言っている。


『日蓮の慈悲(じひ)が広大ならば、
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)は、
万年のほか、未来までも、
流布(るふ)するであろう。

日本国の一切衆生(いっさいしゅじょう)の
盲目(もうもく)を開く、
功徳(くどく)がある。
無限地獄の道を、
ふさいだのである。』
 

・・と。


未来の全民衆を、救(すく)っていく!
幸せにしていく!
それが、日蓮大聖人にとっての、
師匠の恩に報いるということだと思う。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

現在、日蓮大聖人の
南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)は、
創価学会(そうかがっかい)の出現とともに、
日本は、おろか、
全世界、192ヶ国に
広がっている!

そして、日蓮大聖人の予言(よげん)のとおり、
人々を、絶望(ぜつぼう)から救い、
世界中の人たちの悩みを解決し、
さまざまな形で、
幸せを結実(けつじつ)させている。


きっと、こんなスゴイ恩返しは、ないと思う!


最高の法(ほう)を、持つということ。
最高の哲学(てつがく)を実践するということ。

この南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)を、
実践(じっせん)するということは、
自分だけでなく、
家族や、まわりの人々、
世界をも、
幸せにしていくことに
つながっていく。


だから、世界のためにも自分のためにも、
最高に価値(かち)がある、
この南無妙法蓮華経の仏法を
実践することが、
結局、最高の報恩(ほうおん)!
『恩を返す』ということに、
つながっていくんだと思う・・・。

すなわち、
南無妙法蓮華経を、となえる生き方は、
報恩、『恩を返す』という、
人間としての最高の行動を、
その人に、させてくれるので、
その人は、当然、
最高の人間として輝(かがや)いていき、
最高の幸せを、
つかめるようになっていく。


だから、創価学会の人たちは、
自己(じこ)を大きく開花させて、
幸せになっていけるんだと、
思う・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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