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こころの音43

●映画・『君が世界を変えていく』を、見て●


このまえDVDで、
映画「君が世界を変えていく」を、
見ました。


おそらく、
創価学会(そうかがっかい)の人でなかったら、
まず、見ることはないDVDだと
思うんですが、
アメリカコロンバス国際映画祭(さい)という
映画祭で、
「ドキュメンタリー社会問題部門(ぶもん)」と
「脚本(きゃくほん)部門」で、
2部門のグランプリに、
輝(かがや)いたそうです。


池田先生(創価学会インターナショナル会長)の、
エッセーをもとに作られていて、
メインの話しとしては、
アーノルド・トインビーというイギリスの、
歴史学者の逸話(いつわ)が、
展開(てんかい)されています。

アーノルド・トインビーと言っても、
知らない人も、多いと思いますが、
世界では、アインシュタインや、シュヴァイツァーに、
匹敵(ひってき)するような人物だと、
評価(ひょうか)されているようです。

そのトインビー博士が、
当時(とうじ)、あった、
ギリシャ・トルコ戦争の取材(しゅざい)のため、
トルコに行く。

当時、1915年に、オスマントルコによる、
アルメニア人虐殺(ぎゃくさつ)が行われ、
西欧(せいおう)では、
トルコ人は、人間ではないように考えられ、
また、宣伝(せんでん)されていた。

その中で、トインビー博士は、
当然(とうぜん)、ギリシャ側の話しも聞くと同時に、
トルコ人難民(なんみん)の現場にも行き、
トルコ人たちの話しも、
じかに、聞いていく!

そして、戦争における真実(しんじつ)を、
なんの差別(さべつ)もなく、記録し、
それを、そのまま、
イギリスの新聞に、載(の)せた。

そのため、イギリス人のくせに、

「なんで、トルコ側(がわ)に立つんだ!」

と、イギリス中から、
反感(はんかん)と怒(いか)りを買い、
当時、ロンドン大学の教授であった
トインビーは、
大学を、辞(や)めさせられる!


しかし、トルコでも、
大きな反響(はんきょう)を呼んだ!


「なんだって!イギリス人が、
トルコの、おれたちの言い分(ぶん)を、
初めて、新聞に公表(こうひょう)してくれた!」


その驚(おどろ)きと、喜びは、
大きかったようだ。


このトルコでの経験が、きっかけとなって、
トインビー博士は、
大著(たいちょ)『歴史の研究』を、
完成させていく。


一方の意見だけを聞いていたら、
真実は、見えてこない。
現場(げんば)に行き、もう一方の意見も、
じかに聞き、対話(たいわ)していく。


その中に、真実が見えてくる。


なぜかと言えば、
そこにいるのは、
同じ人間だからだと思う。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・


真実を語ることは、勇気がいると思う。


けれど、
偉大(いだい)な人間は、
迫害(はくがい)に屈(くっ)しない。

その誠実な、おおらかな心を持って、
悠々(ゆうゆう)として、堂々と、
真実を、語りぬいてゆく!

そのトインビー博士が、
自分から、


『会いたい!対談(たいだん)したい!』


と、願ったのが、
池田先生(創価学会インターナショナル会長)
だと、いう。

そして、トインビー博士と、池田先生との、
対談集『二十一世紀の対話』は、
現在では、20ヶ国語以上に、翻訳(ほんやく)され、
世界的名著(めいちょ)として、
世界の平和を願う人々に、
読まれ、愛され続けている。


そのトインビー博士が、
池田先生との対談を、終えようとした時、
池田先生に、言ったそうです。

トインビー博士は、一流の大学などから、
博士号(はくしごう)を、いただいているんですが、
池田先生に向(む)かって、


「あなたは、私より、はるかに多くの、
博士号や名誉称号(めいよしょうごう)を、
もらうことになるでしょう。」


と。


そして、池田先生は、
現在、世界の大学から、
300を超(こ)える名誉称号(名誉博士、名誉教授など)を、
いただき、
トインビー博士の予言(よげん)どおりと、
なっている・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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