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こころの音48

日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の
御書(ごしょ)に、
諸法実相抄(しょほうじっそうしょう)という
御書があります。
(御書とは、日蓮大聖人が書かれた、
論文や手紙を、すべて集めたものです)

この御書(ごしょ)のなかに、

『日蓮一人はじめは
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)と
唱(とな)えしが、
二人、三人・百人と、
次第(しだい)に唱え、つたふるなり、

未来も又(また)しかるべし。』


とある。


組織論(そしきろん)として、
すべてに言えることとして、

その組織が、一人しか、いなかったら、
自分が、やるしかない。

それが、2人になると、
だいぶ、楽(らく)になってくる。

自分が、できないときは、
替(か)わって、やってくれる人が、いるからだ。

それが、三人になると、
劇的(げきてき)に変化が起こってくる!

2人だけだと、その2人は、
自分と似(に)かよった、
同じような趣味や趣向(しゅこう)を持った、
狭(せま)い範囲(はんい)の人しか、
集めることはできない。

ところが、これが、三人になると、
自分の趣味や趣向、性格とは、
まったく違(ちが)うような人たちも、
仲間として、
入れていけるようになってくる。

だから、組織は、
三人になった時から、
劇的に発展していく。


これが、組織を発展させていく原理(げんり)だという。


一人から二人へ、二人から三人へ・・。


この原理なくして、組織は、
現実的に広かっていくことはない。

だとしたら、組織を強くする鍵(かぎ)は、
やっぱり、
一対一の誠実(せいじつ)な対話なんだと思う。

最も、地味(じみ)なようで、
これしか、
組織を強くする方法は無(な)いんだと思う。


池田先生(創価学会インターナショナル会長)が、
青年から、どうしたら、
組織を強くできるか?と、質問され、

「それは、一人の人間と、会っていくことだ!」

と、答えてくれたそうです。


一人を大切にすることが、
組織を強くすることに直結(ちょっけつ)する。


現代という時代は、

「大きな組織の中では、オレの力なんて」

とか、

「俺が、いくら、がんばったって、
世界が、変わるわけではない」

とか、

一人の力を、過小評価(かしょうひょうか)し、
卑下(ひげ)する傾向にあると思う。

けれど、さっきの組織論からいうと、
それは、まったく、逆(ぎゃく)だということになる!

巨大な組織を強くする、ということは、
一人の人間を、強くする、
一人の人間を、最大に尊敬する、
一人の人間の価値(かち)を、最大に評価していく!


これしか、ないということだと思う。


そして、この結論として言えることは、
巨大な組織よりも、はるかに大きな価値が、
一人の人間には、ある!

巨大な一国を左右(さゆう)できるだけの、
偉大(いだい)な力を持っているのは、
実は、たった一人の人間だと、
いうことになる!


だから、一人の人間を、
ぜったいに、卑下(ひげ)してはいけない!

一人の人間の価値を、
最大に認め、
賛嘆(さんたん)している組織や国が、
結局は、
栄(さか)え、発展していく。

一人の人間の価値を、過小評価し、
バカにしている組織や国は、
やがては、滅(ほろ)んでいく運命に、
あると思う。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

一人の人間の幸せを考える時、
そのネックにあるのは、

自分という一人の人間の価値を、
最高最大に認(みと)めてほしい!

自分の生きている価値を、
最高最大に感じて生きたい!

ということではないかと、思う。

だから、
その一人一人の切実(せつじつ)な願いを、
かなえることができる団体が、
伸(の)び、発展していくことになる。


日蓮大聖人が、
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)を
となえだした時、
一人だった!

だが、やがて、2人、3人と増え、
最終的に、南無妙法蓮華経を
となえるようになったのは、
日蓮大聖人の生前中に、
全国の日本人の十分の一にまで、
なったそうです。

しかも、これは、
一国をあげて、
日蓮大聖人と、その門下(もんか)を、
迫害(はくがい)し続けてきて、
それでも、それだけ、
南無妙法蓮華経が広がってきたと
いうことです!

さっきの組織論から考えていくと、
南無妙法蓮華経は、
あらゆる、一切(いっさい)の迫害を超(こ)えて、
一人の人間の価値を、
どこまでも、最高最大に、たたえ、
最高最大に、開花(かいか)させていく、

『最強の人間讃歌(にんげんさんか)の法則(ほうそく)』

なんだと思う。

まるで、
消えることのない太陽の炎(ほのお)のように、
こころと生命を、
幸福にし、
王者のように輝(かがや)かせてくれる!!

だから、どんな迫害も、
南無妙法蓮華経を、となえることによって、
人間の生命に起こる変革(へんかく)。

すなわち、
一人の人間の生命に、
最大の価値と無限の可能性を開く『革命(かくめい)』を、
はばむことは、できなかったんだと、
思う。


現在では、創価学会(そうかがっかい)は、
世界192ヶ国に広がり、
24時間、世界のどこかで、
必ず、南無妙法蓮華経を
となえている人がいるそうです!


日蓮大聖人の予言(よげん)どおりに、なってきた。


それは、南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)が、
人間の価値と可能性を、
最大に開花させてきた結果であり、
ひとりひとりの悩みや問題を解決し、
夢や希望を、かなえてきた結果だと思う。

それは、
ひとりの人間を、
現実に強くし、
現実に幸せにしてきた。

ひとりの人間を
強く幸せにしていくならば、
結局(けっきょく)、
それは、
社会を、
世界を、
強くし、
幸せにしていく結果となる。


ゆえに、
この創価学会の、
南無妙法蓮華経をとなえる仏法(ぶっぽう)の信仰ほど、
世界に、
平和と、幸せと、希望の世界を、
ひろげていく方法はないと
結論(けつろん)しても、
なんの問題もない・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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