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こころの音53


『突破口(とっぱこう)を開け!
 
大誠実の力で!
 
わが一生に燦(さん)たる

「何か」を残せ!』


これは、まえに聖教(せいきょう)新聞の、
「わが友に贈(おく)る」にあった文章です。

わが友に贈るは、
創価学会(そうかがっかい)インターナショナル会長の
池田先生が、
毎日、聖教新聞に、のせてくれている、
4、5行の短いメッセージです。


自分が、ピンときたのは、
最後の

「何かを、残せ!」

と、いうところです。


具体的内容のことを残(のこ)せではなく、
『何か』!

「何か」だったら、
すべての人が、自分に当(あ)てはめることが、
できる!


ものすごく、
柔軟性(じゅうなんせい)のある言葉だと思った。


すべての人が勝利するためにあるのが、
仏法(ぶっぽう)。

すべての人の現実の生活に、
完全にマッチして、
その人らしい、その人だけの幸せを、
つかませてくれるのが、
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)の仏法!


ここに仏法(ぶっぽう)のスゴサがあるように、
思えた。


それで、思い出したけれど、
創価学会の人が、毎日、祈(いの)っている、
祈る対象(たいしょう)である

『ご本尊(ほんぞん)』

も、そうだと思った。


ご本尊は、仏(ほとけ)の生命そのものを、
表現しきったものなんだけれど、
この、ご本尊は、
文字で表現されている。

真ん中に「南無妙法蓮華経」と、
仏の生命の根本(こんぽん)の言葉が書かれていて、
そのまわりに、
一切衆生(いっさいしゅじょう)のなかにある、
単純に分けると、
十種類の生命状態(せいめいじょうたい)が、
書き表(あらわ)されている。

その十種類の生命状態を、
ちょっと、説明すると、

●地獄界(じごくかい)
地獄のような生命状態

●餓鬼界(がきかい)
欲望に、とらわれた、
本能的(ほんのうてき)な生命状態

●畜生界(ちくしょうかい)
強い時は、いばり、
弱い時は、卑屈(ひくつ)になるような
畜生(ちくしょう/ けもの)の生命状態

●修羅界(しゅらかい)
争(あらそ)い怒る、
たえず、他より、
まさっていたいと思う生命状態

●人界(にんかい)
人間の平静な生命状態

●天界(てんかい)
何か、とっても、うれしいことがあり、
天にも昇(のぼ)るような、
うれしく、幸せな生命状態

●声聞界(しょうもんかい)
何かを勉強して自分を向上(こうじょう)させ、
何かを、きわめようとする生命状態

●縁覚界(えんがくかい)
自分自身で学ぶというより、
何かのヒントや、インスピレーションによって、
何かの真理(しんり)やアイデアを生み出し、
悟(さと)ろうとする、
ヒラメキのような生命状態

●菩薩界(ぼさつかい)
子供を見れば、かわいく、いとおしく思い、
おぼれている猫などを見ると、
助けてあげたいと思う、
やさしくて、他のために行動するような、
あたたかく、慈悲(じひ)深い生命状態

●仏界(ぶっかい)
強くて、あったかくて、やさしくて、
歓喜(かんき)していて、幸せで、
どんなことにも負けない、
すべてに打ち勝つことのできるような、
無限の可能性を秘(ひ)めた、
仏(ほとけ)のような最強の生命状態

※この、最後の、
『仏界(ぶっかい)の生命』だけは、
南無妙法蓮華経を、となえないと
人間の生命から、わきあがってきません!!


実は、この、
『仏界の生命』が、キーワードになっていて、
その仏界の生命の名前を、
『南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)』
と、いいます。

すなわち、幸せになる生命、
幸せをつかむ生命が、『仏界の生命』で、
幸せをつかむ生命の名前であり力(ちから)であり、
法則(ほうそく)が、
『南無妙法蓮華経』だということです。


幸せになるためには、
幸せを引き出す必要(ひつよう)があり、
幸せを呼(よ)ぶ必要がある!

もっと言うと、
幸せの名前を呼ぶ必要がある!!

だから、幸せの名前である、
『南無妙法蓮華経を、となえる』必要がある!!
ということです。


さきほど話したように、
人間の生命の中には、
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞・縁覚・菩薩・仏、
という、
単純(たんじゅん)に言うと、
十種類の生命が、
すべて、ふくまれていて、
その生命が、何かの縁(えん)によって、
自分の中から出てきて、
その人の、その時の、
生命状態や心理状態となって、
あらわれてきます。


実は、創価学会の人たちが祈っている、
『ご本尊(ほんぞん)』は、
その、どういう生命状態の人の中にも、
南無妙法蓮華経という、
仏(ほとけ)の生命が、そなわっている!
ということを、表現しています。

たとえば、今、
地獄界(じごくかい)の生命状態にあったとしても、
幸せになる生命、幸せをつかむ生命が、
本来(ほんらい)、そなわっているので、
幸せの生命を引き出せば、
幸せになっていけるわけです。

今、餓鬼界(がきかい)の生命状態にあったとしても、
幸せの生命を引き出せば、
幸せになっていけるんです。

畜生界(ちくしょうかい)であろうと、
修羅界(しゅらかい)の生命状態であろうと、
同じです。
同じように、幸せの生命を持っているので、
幸せの生命を引き出せば、
幸せになっていけるんです。

その幸せの生命の名前が、
「南無妙法蓮華経」であり、

幸せの生命を引き出す方法が、
「南無妙法蓮華経を、となえる」
ということです。


仮(かり)に、今、
人界(にんかい)の平静な生命状態にあるから、
幸せの生命を引き出す必要がないかといえば、
そんなことはなく、
幸せの生命を引き出すことによって、
もっと充実した、もっと素晴らしい幸せを、
つかんでいける!!
ということです。

天界(てんかい)の、
天にも昇(のぼ)るような生命状態であったとしても、
南無妙法蓮華経を、となえることによって、
浮(う)かれすぎて、落とし穴(あな)に落ちないように、
堅実(けんじつ)で、もっと盤石(ばんじゃく)な幸せを、
つかんでいける!
ということです。


今の生命状態が、
声聞界(しょうもんかい)の
何かを勉強して自分を向上させる生命状態だったとしたら、
南無妙法蓮華経を、となえることによって、
今は勉強で苦しいけれど、
その苦しさに負けない、
強い強い、幸せな生命状態になっていけるんです。

縁覚界(えんがくかい)の生命状態で、
何かのヒントや、インスピレーションを求め、
アイデアを生み出だそうとする生命状態であったならば、
南無妙法蓮華経は、
無限の創造力(そうぞうりょく)を引き出して、
アイデアを生み出し、
幸せをつかんでいけるようになっていきます。

菩薩界(ぼさつかい)の、
他のために行動するような、
あたたかい生命状態であったならば、
南無妙法蓮華経を、となえることによって、
幸せの生命を引き出し、
自分の行動と心を輝(かがや)かせ、
自分の幸せも、人の幸せも、
もっともっと、輝かせていけるようになっていきます。


だから、今、現在、
どんな環境(かんきょう)、どんな境遇(きょうぐう)の人であっても、
「仏の生命」が、そなわっているから、
その最強で、最(もっと)も幸せな「仏(ほとけ)の生命」を、
出すことができれば、
どんな人であっても、幸せになっていける!!
ということです。

その原理(げんり)と方法を、
だれにでも、
簡単(かんたん)にできるように表現されているのが、
日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)が書き残された、

『ご本尊(ほんぞん)』

なんです。


だから、『ご本尊』は、
すべての人に合(あ)っていて、
すべての人にマッチしている。


ようするに、すべての人の願いや幸せを、
かなえる力(ちから)が、ある!
ということです。

これが、もし、『ご本尊』が、
仏像(ぶつぞう)や絵で表現されていたら、
仏(ほとけ)は、たった、ひとつの形に
とらわれてしまい、
自分と適合(てきごう)することは、
ありません!

自分とは、かけはなれた仏(ほとけ)に、
おすがりする、「おすがり信仰」に、なってしまう。


それでは、人を愚(おろ)かにする、
間違(まちが)った宗教になってしまう。


文字で表現された『ご本尊』という、
具現化(ぐげんか)と、抽象化(ちゅうしょうか)の、
絶妙(ぜつみょう)なバランス感覚!

このなかに、
人間の生命を、みごとに!表現したところに、
『ご本尊』のスゴサがあるように、
思う。


だから、ご本尊に、
南無妙法蓮華経を、となえる時、
ひとつの型(かた)に、はまった幸せではなく、
その人でしかできない、
その人だけの幸せ、
その人に完全に適合(てきごう)しきった、
その人にとっての、

『何か!』

を、実現することが、
できるようになっていきます。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

単純に言うと、
人間の生命には、
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・
天・声聞・縁覚・菩薩・仏、の、
十種類の生命状態が、ある。

仏法(ぶっぽう)では、その十種類の、
どんな生命状態の中にも、
同じように、幸せを開くことのできる、
最高に魅力的(みりょくてき)で、最高に強い、
仏の生命が、存在すると説きます。


その幸せを開くことのできる、
最強の生命が、
『南無妙法蓮華経』
だということです。


それは、
『南無妙法蓮華経』という、
幸せを開くことのできる最強の生命が、
すべての人間の中に、
無条件(むじょうけん)に存在(そんざい)する!
ことを意味します。

だから、今、
どんな生命状態の人でも、
南無妙法蓮華経という、
最も幸せで、最も強い、
仏(ほとけ)の生命が、
自分の中に存在するんだから、
自分の中から、
その『南無妙法蓮華経の生命』を、引き出せば、
だれでも、どんな人でも、
幸せになることができるわけです。

その仏(ほとけ)の生命を、
自分の中から引き出す方法が、

『南無妙法蓮華を、となえる!』

ということなんです!


その仏法における法則(ほうそく)と、
現実における実践方法を、
純粋(じゅんすい)に、的確(てきかく)に、
実践(じっせん)しているから、
創価学会は、世界192ヶ国に広がり、
世界中の創価学会員の人たちが、
夢や希望を、かなえ、
現実に幸せを、つかむことができたんです。


最後に、かさねて言うようだけれど、
この最高に幸せで、最高に強い仏(ほとけ)の生命は、
『南無妙法蓮華経』を、となえないと、
出てこない!!

だから、本当の意味での幸せを、つかむには、
ご本尊に、
この『南無妙法蓮華経』を、となえる以外ない!
ということだけは、
言っておきたいと思います・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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