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こころの音64

日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の、
有名な御書(ごしょ)の中のひとつに、
(御書とは、日蓮大聖人が書かれた、
論文や手紙を、すべて集めたものです)
『立正安国論(りっしょうあんこくろん)』
という、御書が、あります。


『旅客、来たりて嘆(なげ)いて曰く(いわく)。

近年より近日に至るまで、
天変地夭(てんぺんちよう)・飢饉疫癘(ききんえきよう)
・あまねく天下に満(み)ち広く地上に、はびこる。

牛馬、ちまたに、たおれ、
骸骨(がいこつ)、路(みち)に充(み)てり、
死を招(まね)くの輩(ともがら)
すでに大半を超(こ)えて、悲しまざるのやから、
あえて、一人も無し。』


という書き出しで始まる立正安国論ですが、
当時の日本の状況(じょうきょう)が、
どれだけ、ひどかったか、
よく、伝わってくると思います。


時代は変わっても、
現代でも、
似(に)たようなことは、あると思います。


そして、その結論(けつろん)として、
日蓮大聖人が、言っていることは、


この世の中に、はびこる不幸の根源(こんげん)は、
『間違(まちが)った宗教・思想にある!』


と、断言(だんげん)しています。


現代で言えば、
いろいろ、あると思いますが、
自分に関係あること以外は、
興味を示(しめ)さない、
「無関心主義(むかんしんしゅぎ)」

これも、一種の「無関心教」という、
宗教と、いえると思う。


宗教とは、人間が生きていく上で、
信じているもの、
よりどころとしているものです。


何も、信じないで、
生きている人は、いません。


たとえば、水、
水が、飲んでも大丈夫(だいじょうぶ)だと、
信じているから、
飲むわけで、それを、信じていなかったら、
飲みません!

このように、人間の行動は、
信じるということなしには、成(な)り立ちません。


同じように、
「哲学(てつがく)を持たない」
生きていく上での、確固(かっこ)たる信念を持たない、
「哲学を持たない」という宗教は、
「哲学無し教」「信念(しんねん)無し教」
と、言えるかも、しれない。


あるいは、権力(けんりょく)やお金、物質にしか、
興味(きょうみ)を持たないのは、
「お金・権力・物質主義教」
と、言えるかも、しれない。


あるいは、生命(せいめい)を軽視(けいし)するのは、
「生命軽視教」
と、言えるかもしれない。


なぜならば、
そういうことを、生きる、よりどころと
しているということは、
そういうことを、信じているからだと、
言えるからです。


このように、日蓮大聖人は、
間違った宗教・思想が、
世界に、はびこる不幸の根源だと、
断言しています。


では、どうしたら、
その不幸を、打ち破(やぶ)り、
幸せになっていくことが、できるのか?


日蓮大聖人は、それには、
「本当に正しい宗教」
本当に、力(ちから)のある、
現実の人間と世界を、変えることのできる、

『真実の仏法(ぶっぽう)』によるほか、ない!

と、言っています。


「真実の仏法」とは、
日蓮大聖人の
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)
の仏法(ぶっぽう)のことですが、
ようするに、
創価学会(そうかがっかい)の人たちが、
日々、ご本尊(ほんぞん)に
南無妙法蓮華経をとなえていますが、
その、
「南無妙法蓮華経をとなえて祈る信仰(しんこう)」が、
『真実の仏法』だということです。

だから、
その創価学会の人たちが実践(じっせん)する、
南無妙法蓮華経を、となえて祈る
仏法(ぶっぽう)の信仰以外、
さまざまな不幸・・、
あらゆる不幸を、
「本当の意味」で、打ち破り、
幸せになっていく道は、ない!!
ということです。


それが、日蓮大聖人の結論であり、
メッセージです。


創価学会の初代会長である、
牧口常三郎先生は、
戦時中、間違った宗教である
国家神道(こっかしんとう)の「神札」を
受けることを、拒否しました。

そのため、軍部権力によって、
投獄(とうごく)されます。

牧口初代会長は、
獄中での訊問(じんもん)でも、
立正安国論の経文(きょうもん)を引いて、

「この法(日蓮大聖人の南無妙法蓮華経の仏法)が、
国内から衰亡(すいぼう)するのを見捨て置(お)いたならば、
やがて、国には、
内乱・飢饉(ききん)・疫病(えきびょう)等の、
災禍(さいか)が起きて、
滅亡(めつぼう)するに、いたるであろう。」

と、訴(うった)えています。

また、

「法華経(ほけきょう/南無妙法蓮華経のこと)の法(ほう)は、
宇宙根本の大法(たいほう)でありまして、
過去・現在・未来の三世を通じて
絶対不変万古不易(ぜったいふへんばんこふえき)の
大法であります。・・・・・・・・

ゆえに、この大法に反(はん)する事は、
人類としても、
また、国家としても、
許(ゆる)されない事で、
反すれば、
直ちに法罰(ほうばつ)を受けるのであります。」

と、述(の)べています。


軍部権力の訊問(じんもん)に対しても、
これだけ、堂々(どうどう)と、
言い切るのもスゴイと思いますが、
仏法の法則(ほうそく)というのは、
実は、宇宙の法則なので、
それだけ、厳格(げんかく)で、
間違いがない!
と、いうことです。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

国家神道という間違った宗教を、
国民に強要(きょうよう)し、
精神的支柱(しちゅう)に置いた
日本の軍部権力は、
結局(けっきょく)、
牧口先生を投獄し、獄死させた。

そして、戦争によって、
国民に、塗炭(とたん)の苦しみを、なめさせ、
日本は、敗北しました。

また、牧口先生を獄死させた軍国日本は、
文化の大恩(だいおん)ある
中国、韓・朝鮮半島を侵略(しんりゃく)し、
アジアの民(たみ)を
不幸の、どん底に、落とし入れた!


間違った思想、宗教が、
どれだけ、恐(おそ)ろしいか!!


ということだと、思う。


仏法というのは、
ひとつの宗派(しゅうは)や、
かたよった、ひとつの考え方では、
決してない!

人間としての、
当然(とうぜん)の道理(どうり)、
宇宙のリズムであり、
生命の当然の法則、
それが、仏法(ぶっぽう)です。

だから、この仏法の法則に、
逆(さか)らった生き方は、
必ず、不幸になります。

これは、
一人の人間としても、
国家としても、
世界としても、
宇宙としても、
同じです。

仏法の法則というのは、
それだけ、広大(こうだい)であり、
また、逆(ぎゃく)に、
どんな小さなことにも、かかわっている、
大切な法則であり、
生きていく上でも、宇宙から見ても、
大切なリズムです。


だから、この仏法の法則に反して、
幸せになることは、
絶対に、ありえません。


そのことを、ありのままに話し、
ありのままに、実践しているのが、
創価学会の人たちです。

ようするに、人間として当然のことを、
だれよりも、一生懸命(いっしょうけんめい)、
やっているのが、
創価学会の人たちです。

だから、幸せになるんです。

宇宙の法則から見ても、
生命の法則から見ても、
当然(とうぜん)正しいことを、
創価学会の人たちは、
ありのままに、
真っ直(まっす)ぐに実践している。

それゆえに、当然、
幸せになるわけです。

もっとも、
それを可能にするのは、
宇宙のリズムであり、
宇宙の法則である、
『南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)の信仰』
が、あるからです。

南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)
の仏法の信仰とは、
当然のごとく、
必ず幸せになる法則です。

宇宙のリズム、法則通りに、
必ず、当然のごとく、
勝利していける法則です。


それが、
『南無妙法蓮華経をとなえる仏法の信仰』です。


だから、当然、
南無妙法蓮華経をとなえていくことによって、
あらゆる悩みを解決していけ、
無限の生命力を湧(わ)き上がらせながら、
困難(こんなん)を乗り越え、
夢や希望に向かって、
進むべき、
最高の道を進んでいけるようになります。


それが、
宇宙の法則であり、生命の法則だからです。


だから、南無妙法蓮華経を、となえていくと、
生命のリズムにも、宇宙のリズムにも、
完全に合致(がっち)した生き方、行動が、
なぜだか、
できるようになっていくんです。

そして、それは、
その人に、
人間としての最高の行動を、もたらすことになり、
人間として最高の行動が、もたらされたならば、
当然、人間として、
最高の幸せを、つかめる!
と、いうことです。


それが、
『南無妙法蓮華経を、となえる』
と、いうことだと思い、
また、創価学会が、世界192ヶ国に、
広がっている理由のひとつではないか、と思う・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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