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こころの音65

ユネスコが編纂(へんさん)した、
『語録(ごろく) 人間の権利』
という書物があります。

この「語録 人間の権利」は、
紀元前(きげんぜん)6、7世紀から
21世紀にいたるまでの、
名だたる偉人たちの
人間の権利(けんり)に関する
名言(めいげん)を集めたものです。


その書物の中に、

『権力の限界の章(しょう)』

という項目(こうもく)があります。


その中で、
日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の言葉が、
引用されているそうです。

それは、こうです。

『王地(おうち)に生まれたれば、
身をば随(したが)えられ たてまつるやうなりとも、
心をば、随(したが)えられ たてまつるべからず!』

その国に生まれた以上、
身は、その国の権力に、
したがえらているようだけれど、
心までは、
したがえることは、できない!!

という意味です。


これは、当時(とうじ)、
日蓮大聖人が、
鎌倉幕府の最高権力者であった
平左衛門尉(へいのさえもんのじょう)に呼び出され、
対峙(たいじ)したときに、
日蓮大聖人が、言った言葉です。


当時、日蓮大聖人は、
権力と結託(けったく)した、
民衆を奴隷(どれい)にするような宗教に、
真っ向から、対決し、
民衆を、真に自立させ、
民衆に、真に幸せを、もたらす、
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)
の仏法(ぶっぽう)を、広めていた。

そのため、権力の崩壊(ほうかい)を恐れる、
エセ宗教家たちが、
権力者と結託(けったく)して、
日蓮大聖人を、亡(な)き者にしようと、
命に及(およ)ぶ、
さまざまな迫害(はくがい)を、加えてきた。

そして、日蓮大聖人は、
無実の罪で、
佐渡の地に流罪(るざい)された。

けれど、
日蓮大聖人の予言(よげん)したとおりに、
「北条時輔(ほうじょうときすけ)の乱」
という内乱が起こり、
これも、日蓮大聖人の予言どおり、
蒙古(もうこ)が襲来(しゅうらい)して、
海外から、
日本は、攻(せ)められた。

日蓮大聖人の予言が、
見事に的中(てきちゅう)したため、
時の権力者、平左衛門尉は、
恐(こわ)くなって、
流罪の地、佐渡から、
日蓮大聖人を鎌倉に連れ戻(もど)し、
日蓮大聖人は、
平左衛門尉と対面(たいめん)することになる。

その時に、
日蓮大聖人が、
言い放(はな)った言葉が、
上にあげた、

『王地(おうち)に生まれたれば、
身をば随(したが)えられ たてまつるやうなりとも、
心をば、随(したが)えられ たてまつるべからず!』

です。


烈々(れつれつ)たる気迫(きはく)が、
心に伝(つた)わってくるような言葉です。

スゴイと思う。


まさに、人間としての、
真骨頂(しんこっちょう)を、感じる。


すなわち、これが、
権力の限界(げんかい)だということだと思う。



権力には、限界がある・・・。

それは、人間が、
権力では抑(おさ)えることのできない、
とてつもない『何か』を、
持っている!!
ことを意味します。


人間には、
権力を、はるかに超(こ)えた力が、ある!


その力(ちから)が、
日蓮大聖人の生命には、
脈々(みゃくみゃく)と、みなぎり、
あふれんばかりに、
湧(わ)き上がっていた!

また、それは、
日蓮大聖人だけでなく、
すべての人間に共通のものであり、
共通の欲求(よっきゅう)であり、
すべての人が欲(ほっ)し、望んでいる、
抑えることのできない、
人間としての誇(ほこ)りであり、
「生命の欲求」だと思う。


だから、言うことができる。


「権力を超えた、生命の力は、
ぼくたち、すべての人間の中に、
脈(みゃく)打っている!」


・・と。


問題は、

その、権力を超えた、生命の力とは、
何か?

ということです。


実(じつ)は、その、
権力をも超えた、最強の生命、
どんな圧力(あつりょく)をも、
乗り越えることができる、
最強にして最高の生命のことを、

『南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)』

と、言うんです。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・


この『南無妙法蓮華経』の生命は、
すべての人間の中にある。


仮(かり)に、
「私には、そんな生命はない」
と言う人がいたとしても、
その人の中にも、
必ず!!
その「南無妙法蓮華経」という生命が、
あります。

その「南無妙法蓮華経」という
生命があるということは、
すべての人が、
権力をも超えた最強の生命を、
持っている!
ということです。

だから、ぼくたち、
創価学会(そうかがっかい)の人々が、
南無妙法蓮華経を、となえる時、
自分の中から、
どんな困難(こんなん)、
どんな圧力にも屈(くっ)しない、
その、最強の生命が、
ドクンドクンと、脈を打って、
湧(わ)き上がってくる!

それは、人間が、最も恐れる、
『不幸』という運命の力(ちから)さえも、
みごとに、打ち破り、
すなわち、『幸せ』という勝利の姿を、
現実に、
示(しめ)すことになっていく!


それが、
権力(けんりょく)をも、
運命をも超えた、
最強の生命の力だと思う。


ここに、創価学会の素晴(すば)らしさ、
また、南無妙法蓮華経を、となえて生きる
素晴らしさが、あり、
創価学会の人々が、
どんな困難、
どんな不幸にも屈(くっ)せず、
幸せを勝ち取っていける理由がある。


すなわち、
南無妙法蓮華経は、
南無妙法蓮華経を、となえることは、
宿命(しゅくめい)を転換(てんかん)する力となり、
悩みを克服(こくふく)する力となり、
夢や希望を、かなえていく力(ちから)となって、
世界中の創価学会の人々に、
勝利と、幸せを、
もたらしている・・・!


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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