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こころの音17

前に、
ルネサンス時代の詩人である、
ダンテの古典、
『神曲(しんきょく)』を、読んだ。

聖教(せいきょう)新聞に、ダンテの話しがのっていて、
それで、興味(きょうみ)をもって、
読んだんだけれど、
地獄篇(へん)、煉獄篇(れんごくへん)、天国篇の三部からなっていて、
地獄篇、煉獄篇(れんごくへん)は、
映画みたいなイメージがあって、おもしろいんだけれど、
天国篇(へん)は、まったく、わけがわからなくて、
難(むずか)しかったです。

ダンテ自身も、天国篇の前書きで、
「天国篇は、地獄篇、煉獄篇とは違(ちが)い、
難解(なんかい)きわまりないので、
その難解さに、ついていけない人は、
読むのを、やめたほうがいい!」
と、自分で、言っていたので、
よく、わからなくて当然(とうぜん)かもしれない。

天国篇となると、まったく、
空想に頼(たよ)らざるえないので、
きっと、ダンテも、よく、
わかっていなかったのではなかろうか・・・・?
(ダンテ先生、失礼いたしました・・・!)


それは、ともかく、
ダンテは、
ルネサンス時代の偉大(いだい)な詩人だった。

ダンテは、最愛の女性の死、
そして、祖国からの不当な追放(ついほう)という、
二つの大きな失望を、味(あじ)わいながらも、
その中から、この有名な古典『神曲』を、
つくりだしていったと、いうことだ。

まえに、聖教新聞に書いてあったけれど、
ダンテは、自(みずか)らの私的な不幸を、
世界の多くの人々の希望へと、
転換(てんかん)していったと、いう。

失(うしな)うことは、
あまりにも、つらいし、
残酷(ざんこく)だ!

けれど、


『失うことは、ゼロではない!』


たとえ、あまりにも大切なものを失ったとしても、
人間は、そのマイナスをプラスに転換する力を、
持っているということだと、
思う。


人間が本来、持っているエネルギーというのは、
スゴイんだと、思う!

けれど、ダンテのような精神の持ち主なら
ともかく、普通は、失ったマイナスを
プラスに転換してゆくのは、
なかなか、難しいし、
それには、物凄(ものすご)いパワーが、
必要だと思う・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

仏法(ぶっぽう)では、
『変毒為薬(へんどくいやく)』という法則が、
説かれています。

読み下(くだ)すと、
「毒を変じて、薬となす」と読むんですが、
人生における、さまざまな苦難、災難、苦悩を、
逆(ぎゃく)に、薬に変えていくという意味です。

さっきも言いましたが、
苦難や災難、苦悩は、
それはそれは、辛(つら)いし、悲しいし、
それを乗り越(こ)えていくには、
物凄いエネルギーが必要です。

どう考えても、
『辛すぎる!!』
と、言っていい。

けれど、仏法(ぶっぽう)では、
その苦難を、
乗り越えていく法則(ほうそく)が、
説かれている!

ということは、仏法には・・・、
創価学会(そうかがっかい)が実践している
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)を
となえる仏法には、
どんな苦難も、乗り越えられる、
ものすごいパワーとエネルギーが、
ある!と、いうことだ。


人間には、苦難を乗り越える、
素晴(すば)らしい生命力が、ある!!


たしかに、それは、あるんだけれど、
その素晴らしい生命力を、
どうやって?出したらいいのか?
そのことが、わからないし、
知らない人が、多いと思う。

実は、その方法を、
だれでも、簡単にできるようにしたのが、
仏法(ぶっぽう)であり、
日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の
「南無妙法蓮華経」の信仰なんです。


人間には、どんな苦難も、乗り越(こ)えられる、
すごいパワーと、エネルギー!生命力が、ある!


その根本の生命力!
どんな苦難や悲しみ、悩みも、乗り越えていける、
強力なエネルギー、強い強い生命力!

その強力なエネルギー、
あらゆる苦難を乗り越えていける生命力のことを、
『南無妙法蓮華経』と言うんだと思う。

そして、
その強力なエネルギー、生命力を、引き出す方法が、

『南無妙法蓮華経を、となえる!』

と、いうことです。


単純に言うと、
創価学会の人たちは、
『南無妙法蓮華経を、となえる!』ということを、
知っているし、実践(じっせん)している!!

だから、創価学会の人たちは、
さまざまな苦難にも負けないで、変毒為薬して、
幸せを、つかんでいけるんだと思う・・・・!


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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