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こころの音12

創価学会(そうかがっかい)では、
勤行(ごんぎょう)というのがあって、
朝と夜(一日に二回)、
釈尊(しゃくそん/釈迦[しゃか]/ブッダ)の
法華経(ほけきょう)という経文の、
一部分を、音読します。

だいたい、速く読めば、3分ちょっとで読め、
遅く読んでも、5分くらいで終わります。
それが終わったあと、
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)を、
自分が好きなだけ、
繰(く)り返し、となえます。

それを、まとめて、勤行といいます。

べつに、強制(きょうせい)ではなくて、
そうするのが、一日のリズムを作るのに、
また、一日を、また、人生を勝利していくのに、
ベストであろう!ということで、
推奨(すいしょう)しています。
やらなかったら、バチがあたるとか、
そういうことは、ありません!

ただ、やったほうが、絶対、良いし、
日々、続けていったほうが、
まず!幸せになります!!
勝利の、幸せのリズムが、
身につくし、
南無妙法蓮華経を、となえていくことによって、
生命力が高まり、生命が蘇生(そせい)し、
勇気や知恵が、わき上がって、
日々を、輝(かがや)いて
挑戦していけるからです。


法華経(ほけきょう)というと、
うさんくさい気がしますが、
法華経には、おもしろいシーンが、
いろいろ、出てきます。

たとえば、
勤行(ごんぎょう)で読む最初に、出てくるんですが、
釈尊が、瞑想(めいそう)から立ち上がって、
知恵第一と言われている弟子、
舎利弗(シャリホツ)に、
言います。

「仏の知恵は、あまりにも深く、無限なので、
おまえたち(シャリホツ)には、
とうてい、理解することは、できないんだ!」

シャリホツは、いわば、
エリート中のエリート、超エリート、
いわば、天才です。
そういう、超エリートに向かって、
「おまえたちには、とうてい、理解できないんだ!」
と、釈尊が、言い放(はな)ったものだから、
大変です・・・!

超エリートのシャリホツは、
面食(めんく)らってしまうわけです。
そして、ここから、釈尊は、
仏法の真髄(しんずい)である、
法華経を、説いていくわけです。


超エリート、天才であっても、
理解できない法(ほう)、
それが、仏法(ぶっぽう)の真髄である、
法華経(ほけきょう)だということです・・。


では、
超エリート、天才でも、
理解できないとしたら、
いったい?どうしたら、いいんでしょうか!

結局(けっきょく)、超エリート、天才と言われた、
シャリホツも、理屈(りくつ)では
理解することが、できなくて、
『信じる!』ことによって、
ようやく、得道(とくどう/成仏)できたそうです。



少し、話しは、変わりますが、
前に、難信難解(なんしんなんげ)と、
易信易解(いしんいげ)ということを、
学びました。

難信難解とは、とてもじゃないけど、
理解することはできないし、信じることは、
できないという意味です。
易信易解は、逆(ぎゃく)で、
わかりやすいし、信じやすい!
という意味です。

いろいろ、段階があって、
仏法(ぶっぽう)から見ると、
仏法以外の宗教は、
易信易解で、わかりやすく、信じやすい!
だから、キリスト教や、イスラム教など、
世界に早くから、広まっている。
それから比(くら)べると、仏法は、
難信難解で、理解しがたいから、
信じられない。

次に、仏法の中から見ると、
法華経以外の教えは、易信易解で、
わかりやすいので、簡単に広まっている。
それに対して、『法華経』は、
難信難解で、理解しがたく、信じがたいので、
なかなか、広まらない!

釈尊が、言っているんですが、
ところが、真実の教えは、『法華経』で、
そのほかの教えは、法華経を説(と)くために、
仮(かり)の教えとして、説いた「いつわりの教え」!
なんだそうです!

だから、法華経以外の教えを、どんなに、
実践(じっせん)してみても、信じても、
何の得(とく)にもならないし、
いつわりの教えなので、かえって、
人生に悪影響を、およぼしてしまい、
『マイナス』に、なってしまう。

なぜなら、釈尊の真実の教えは、
法華経なので、法華経を信じ、
実践していかないと、幸せになっていかない。

こんどは、法華経の中から見ると、
過去の法華経である、「釈尊の法華経」は、
易信易解で、わかりやすく、信じやすい!

それに対して、現代の法華経である
日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の
七文字の『南無妙法蓮華経』の法華経が、
難信難解で、とても、理解できないし、
信じがたい!

法華経といっても、時代時代によって、
その表し方が、違(ちが)って、
現代は、たった七文字の『南無妙法蓮華経』が、
「法華経」なんです。

釈尊が、言っているんですが、

「私(釈尊)の法華経は、
私(釈尊)が死んでから、2千年、たつと、
なんの力も、効力(こうりょく)も、なくなってしまう!
かえって教えが、ねじまげられ、
誤(あやま)って広められてしまうので、
人を不幸にしてしまう。」

ということだそうです・・・。

釈尊の予言によると、
その時に(釈尊が死んでから二千年後に)、
釈尊の師匠(ししょう)が出現して、
現代のすべての人々を、幸せにすることができる、
真実の法華経を、
広めていくだろう!ということです。

その釈尊の師匠というのが、
実は、日蓮大聖人なんです。
いっけん、なんか、あべこべのような気もしますが、
永遠の生命観から考えれば、
間違えではなく、実は正しいんです・・・。

そして、
現代のすべての人々を、幸せにすることができる、
真実の法華経(ほけきょう)というのが、
日蓮大聖人の七文字の法華経、
『南無妙法蓮華経』なんです。

ところが、この『南無妙法蓮華経』は、
難信難解で、とてもじゃないけど、
理解することは、できないし、
信じることができない!!

ようするに、理屈で、理解しようとしても、
無理!だってことです!


じゃあ、どうするか?


それは、自分で、試(ため)してみるしかないんです!

自分の身体で、自分の心で、自分の生命で、
実際、やってみて、
『これは、すごい!!!』って、
感じとるしかないんです!

それ以外、理解したり、信じることは、
不可能で、
南無妙法蓮華経は、それだけ、
とうてい、はかり知ることができない、
ものすごい!力(ちから)を、秘(ひ)めている!
ということだと、思います。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

南無妙法蓮華経は、信じがたいし、
理解しがたい。

だから、創価学会の人は、
体験を、重(おも)んじます!
体験を、みんなで、語り合っていきます。

体験は、自分が、身体(からだ)で、つかんだ、
生命の確信だからです!
信心の体験がある人は、強いです。


創価学会が、これだけ、
世界中に、広まっているのは、
創価学会の多くの人たちが、
その体験を、つかんで、
確信と、希望を持って、
進んでいるからだと、思います・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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