SSブログ

こころの音104

先日、
フランスの話しを、
ちょこっと、したんですが、
それで、思い出しましたが、
少し前に、フランス革命(かくめい)を題材にした、
ディケンズの「ニ都物語」という小説を、
読みました。

ディケンズは、19世紀の作家なので、
古典の部類に入ると思います。

この小説では、最初、
フランスの貴族たちの圧制(あっせい)に苦しむ、
民衆の姿が、描かれている。
貴族たちに、まるで、
虫ケラのように扱(あつか)われ、
簡単に、殺されていく民衆たち!
しかも、平気で行われている殺人を、
訴(うった)える手段は、民衆たちには、ない!

ただ、動物のように、耐(た)え、
下を向いて、ぼろぼろになるまで、
働かされ、死んでいくしかない!
そして、貴族たちの、
放蕩(ほうとう)の生活は、続く。

そんな中、民衆たちの、
怒りと、復讐心(ふくしゅうしん)は、
水が、沸騰(ふっとう)するように、
沸騰点を越え、
燃え盛(さか)っていく!!
そして、有名なバスティーユ監獄(かんごく)の
襲撃(しゅうげき)へと、つながっていく。

そして、フランス革命は、なされ、
有名なギロチンが、登場する。
ギロチンは、「ラ・ギョティーヌ」と、
女性の名前で、呼ばれ、
貴族たちは、不正の有無を問わず、
殺されていった!

怒りと復讐心に燃えた、民衆たちは、
フランス革命と共に、
彼らを、凶暴(きょうぼう)な殺人者に、変えてしまった!
彼ら民衆たちは、
貴族たちが、裁判に召(め)しだされたなら、
判決の有無にかかわらず、
貴族たちを、平気で、なぶり殺した!
そんな殺人の祭りが、
昼夜、続く。
想像しただけでも、ゾッとする世界だ。
そして、復讐の象徴(しょうちょう)として、
「ラ・ギョティーヌ」(ギロチン)は、
貴族たちの血を、吸(す)いつづけ、
民衆の面前で、喝采(かっさい)とともに、
血の宴会(えんかい)は、続く。

貴族たちの、人間を人間とも思わない、
残酷(ざんこく)としか言えない、
あまりにも愚(おろ)かな圧制は、
民衆たちを、殺人を楽しむような、
狂気の鬼(おに)に、変えてしまった!
しかし、それでも、
民衆たちの怒りは、おさまらなかったに違(ちが)いない。

なぜ、ここまで、
民衆たちは、復讐の鬼神(きじん)と化(か)したのか?
民衆たちに、他の手段は、なかったのだろうか?
民衆たちの心に、ふくれあがった怒り、悲しみ、
憎しみは、おそらく、
こうでもしなかったら、鬱積(うっせき)して、
自分が、おかしくなっていたのかもしれない。
それほど、民衆たちの怒りは、大きかった。

ほかに、彼らにとって、
方法は、なかった!
それ以外、彼らの悲しみと怒りを、
おさえる方法は、無かったのだろう・・・。

なぜなら、そうする以外に、
彼ら民衆の心に、希望と安らぎと幸せを、
もたらす方法は、なかったと思うからです。

けれど、もし、
殺人という最も凶暴な手段(しゅだん)に出なくても、
彼ら民衆の心に、希望と安らぎと、
幸せの勝利感を、もたらす方法があったとしたら、
彼らは、迷(まよ)わず、そちらを、
選んだに違いない!

なぜなら、殺人を犯(おか)さなくても、
彼ら民衆の心に、幸せが、もたらされるなら、
わざわざ、残酷(ざんこく)になって、
殺人を、犯す理由が、ないからです。


現代でも、似(に)たようなことはある・・・。
問題は、最も凶暴な手段に出なくても、
民衆の心に、希望と安らぎと、
幸せの勝利感を、本当に!もたらす方法が、
現実に、存在(そんざい)するか?どうかだと思う・・・。

その殺人や戦争という、
もっとも残酷な手段に、訴えなくても、
民衆の一人一人の心(生命)に、
最高の幸せと、最高の希望、
最高の安らぎと勝利を、もたらす方法が、
実は、創価学会が、実践(じっせん)している、
南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)です!!!


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

『無血革命!』

「ラ・ギョティーヌ」(ギロチン)という、
冷酷(れいこく)な女神を、引っ張り出さなくても、
民衆の一人一人の心に、
最強の幸せと希望、
一国の王のような勝利感を、
太陽のように、カクカクと、
燃え上がらせていけるのが、
南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)です。

南無妙法蓮華経を、となえていくと、
ひとりひとりが、
太陽のように、自立していく!

南無妙法蓮華経を、となえていくと、
その人の生命は、
人間の王者と、輝(かがや)いていく!

南無妙法蓮華経を、となえていくと、
自分の中に、
大いなる希望と大いなる力(ちから)が、
あることに目覚(めざ)め、
自分自身で、自己と人生を、変革していける、
確信と歓喜(かんき)を、感じていける!!

そして、自己の宿命(しゅくめい)を変革し、
幸せを勝ち取っていける。

この生命の革命を、
創価学会では、『人間革命』と、いう!


この人間革命は、
世界中に、広がり、
世界192ヶ国の創価学会員が、
実践し、体験している!
そして、世界の創価学会員の心に、
ふくれあがった、希望の太陽は、
今も、輝きを増し続け、
世界を、大きく、照(て)らし出している!

それが、創価学会が、
世界中に広げている、幸せの革命、
無血革命なんだと思う。

そして、この人間革命の光が、
全世界を、覆(おお)い尽(つ)くす時、
冷酷の女神「ラ・ギョティーヌ」は、
「私の出番は、なくなった!!」
と、にっこり、微笑んで、
去(さ)っていくことでしょう・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0