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こころの音127

近年、本を読まない人が、
増えているようで、
1ヶ月に読んだ本が、
ゼロ冊だったという高校生は、
5割を超えているそうです。

文字というものは、
不思議な力(ちから)が、あって、
活字を読まない人は、
想像力(そうぞうりょく)が、育たないそうです。

テレビなどの映像メディアにばかり、
頼(たよ)っていると、
主体性や創造的な精神が、奪(うば)われて、
既成(きせい)の概念(がいねん)や権威・権力に、
とらわれやすくなり、
他者への想像力が失(うしな)われていくそうです。


確かに、文字というものは、
不思議(ふしぎ)だ。
創価学会の第二代会長の、
戸田城聖先生が、
若いころ、学習塾をやっていて、
大変、独創的(どくそうてき)な授業だったそうです。

子供たちに、
「これから、犬を出してあげよう!」
と言い、子供たちは、喜ぶ。
そうすると、戸田先生は、
黒板に、「犬」という文字を書く。
子供たちは、
「なーーんだ!文字か!」
と言って、がっかりする。

でも、犬という文字は、
確かに、「いぬ」なんです。
ここに、文字のもつ不思議な力、
文字の概念(がいねん)があり、
子供たちに、文字の概念を、
身(み)につけさせていく。

「犬」という文字から、
一人一人が、思い浮(う)かべる犬は、
それぞれ、違っている。
けれど、そのだれが創造(そうぞう)した犬も、
間違えでは無い。
すべての人が、自分の中で、
自分だけの犬の概念を、
創造しながら、心の中で、
描(えが)いている。
また、たった「犬」という、
一文字だけなのに、その中に、
膨大(ぼうだい)な量の情報と、
思い出、想像力を、
発揮(はっき)できる人も、いるだろう!

それが、文字のもつ、可能性です。

文字は、人間に、
固定観念(こていかんねん)を、与えるのではなく、
その人の中の、その人だけの、
無限の想像力を、かきたて、
無限の知恵となって、
その人を、はぐくんでいく。

それが、文字だと思う。


それで、思い出したのが、
創価学会員が、毎日、
南無妙法蓮華経を、となえて、
祈っている、『ご本尊(ほんぞん)』です。

創価学会が、祈っている「ご本尊」は、
すべて、文字で、描(えが)かれている。
真ん中に、『南無妙法蓮華経』と、
仏(ほとけ)の根源的な生命の、
象徴(しょうちょう)の名前が、書かれている。
この『南無妙法蓮華経』とは、
宇宙の法則(ほうそく)でもあり、
生命の法則でもある。

真ん中に書かれた『南無妙法蓮華経』の回りには、
人間の生命のさまざまな性質、特性、
人間の生命の中にある、心の働きと力(ちから)、
あるいは、可能性と影響力(えいきょうりょく)が、
すべて文字で書かれ、みごとに表現されている。

だから、ご本尊は、
生命の縮図(しゅくず)であり、
宇宙の縮図だとも言える。
また、自分の中の無限の可能性を表現したものが、
『ご本尊(ほんぞん)』だとも言えます。

もし、これが、
仏像(ぶつぞう)や絵であったら、
仏(ほとけ)の生命は、
ひとつの、固定された形になってしまい、
そこから、想像力や知恵、あるいは、
人間の中にある無限のエネルギーを、
発揮することは、不可能となってしまう。

いわゆる、そうなったら、
ひとつの、ありきたりの仏様(ほとけさま)ということになり、
「ありがたやー、ありがたやー」
という、単なる、仏を崇拝(すうはい)するだけの、
おすがり信仰になってしまう。


ところが、『ご本尊(ほんぞん)』は、ちがう!

ご本尊に、書き描(えが)かれている文字は、
仏の生命そのものを、表現していますが、
それは、そのまま、
『自分自身』の生命を、表現しています。

どういうことかというと、
仏の生命は、同時に自分の生命でもある!
ということです。

仏の生命という光り輝(かがや)く、
最高の幸せをつかむことのできる生命は、
どこか遠くにあるのではなく、
今、ここに!、
自分の中にある!ということです。

いわば、ご本尊は、
どんな苦難(くなん)も乗り越(こ)えて、
幸せをつかむことのできる、
最高の自分自身を表現したものだと、言えます。

最も強く、偉大で、やさしくて、
最高に魅力(みりょく)があって、絶対に負けない・・。
それが「仏(ほとけ)の生命」だと表現できますが、

その・・、「仏の生命」が・・、
自分の中にあるから、
どんな悩みも解決でき、
どんな困難(こんなん)も乗り越え、
夢や希望をかなえて、
幸せを勝ち取っていけると、
いうことです。

ご本尊は、
無限の自分自身、
最高の自分自身を
具現化(ぐげんか)したものだとも、
言えます。


文字の話しに戻(もど)ると、
ただ「犬」という一文字だけでも、
その文字から、人々は、
無限の想像力を発揮でき、
一人一人が、違(ちが)う個性ある「犬」を、
創造(そうぞう)でき、思い描くことが、できる!

これが、『ご本尊』という、
最高の自分を、表現しきった文字だったら、
どうだろうか?・・・・

「犬」という文字から、
さまざまな想像力やストーリーを、
創造し展開(てんかい)できるように、
「仏(ほとけ)の生命」「最高の自分自身の生命」を、
表現しきった『ご本尊』から、
自分だけの、自分らしい、
最高に素晴らしい自分を、創造し、
無限の知恵と、無限の勇気、
無限の希望を、創造しながら、
自分自身を、どこまでも、
際限(さいげん)なく、開花していける!

それが、『ご本尊』です。


そして重要なことは、
ぼくたちが、ご本尊に、
『南無妙法蓮華経を、となえる』
ということです。

ご本尊の中心に、描かれているのも、
『南無妙法蓮華経』ですが、
この南無妙法蓮華経という宇宙の法則には、
自分の中の無限の可能性を、
現実に、開花していく、
大きな大きな力(ちから)とエネルギーが、
あるということです。

だから、ぼくたちが、
『ご本尊』を見て、南無妙法蓮華経を、
となえるとき、
『ご本尊の無限の可能性』が、
すなわち『南無妙法蓮華経』の、
無限の可能性、無限の希望、無限の夢、
無限の知恵、無限の幸せが、
『犬』というたった一文字からも、
無限の想像(そうぞう)が湧(わ)き上がるように、
南無妙法蓮華経をとなえる、その人の中から、
創造され、
開花していくんです・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

ご本尊の文字は、
ただの文字ではなくて、
無限の希望、
無限の勇気、
無限の知恵、
無限の幸せ、
無限の勝利を、
あらわしている。

だから、そのご本尊を見て、
ぼくたちは、
自分の中から、
無限の希望、
無限の勇気、
無限の知恵、
無限の幸せ、
無限の勝利を、
創造(そうぞう)していく。

そして、それを、
たんなる空想や想像(そうぞう)ではなく、
現実の形にするために、
南無妙法蓮華経を、となえる!。

南無妙法蓮華経には、
自分の中にある、
希望と勇気、知恵と幸せ、
そして、勝利を、
現実のものとしていく『力(ちから)』が、
ある!ということです。

だから、
『ご本尊』という
想像力の宝庫(ほうこ)のような本尊に、
南無妙法蓮華経を、となえると、
自分の中の、無限の力(ちから)と知恵、
無限の希望とエネルギーが、
現実に発動(はつどう)して、開花し、
現実のなかで、夢を、かなえ、
幸せになっていくことが、できる!!


『ご本尊』と、『南無妙法蓮華経』は、
幸せをつかんでいくための、
完璧(かんぺき)なシステムだと言えるかもしれない。
そして、そのシステムには、
一点の狂(くる)いもなく、
一点の無駄(むだ)も、ない。

だから、創価学会の人たちは、
真面目に、ご本尊に、
南無妙法蓮華経を、となえて、
信仰を、していくことによって、
必ず、だれでも、
自分らしく、幸せになっていけるわけです。


これは、理屈(りくつ)ではなく、
現実の結果として、そうなります。


だから、創価学会は、
世界192ヶ国に広がり、
夢や希望をかなえて、
勝利と幸せを、もたらしている。


犬という、たった一文字から、
人々が、膨大(ぼうだい)な量の
創造力を発揮できるように、
ご本尊から、人々は、
無限の希望と勇気、
無限の知恵と幸せを創造し、
そして、
南無妙法蓮華経をとなえることによって、
現実に勝利と幸せを、
勝ち取っている。


その人の、
その人でしかできない、
自分だけの最高の幸せの形を創造し、
開花し続けている・・・!


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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