SSブログ

こころの音68

このまえ、
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』を、
みました。

片山恭一のベストセラー小説
「世界の中心で、愛をさけぶ」を
基(もと)にしたラブストーリー で、
以前、セカチューブームなる
社会現象(しゃかいげんしょう)を
巻(ま)き起こした感動作だそうです。


見てみて、やはり、
切(せつ)なくて、悲しい、
いい映画でした。

よく、ここまで、ピュアに、
また、ツボを、おさえた映画を、
つくれたものだなあ!
と、感心もしました。


けれど、悲しい話しは、
悲しい話しで、
悲しいのは、いやです。


映画だから、美しく昇華(しょうか)できるけれど、
現実に、これだけの悲しい出来事に、
あったとしたら、
ここまで、前向きに昇華できるかは、
疑問(ぎもん)です。


人間、いろいろな思い出がある。

悲しいこと、楽しいこと、
死は、悲しい出来事の、
もっとも、過酷(かこく)なものかもしれない。

その、すべてを、
自分の生きるエネルギーとして、
受け入れ、
今を、精一杯(せいいっぱい)、
生きる力に変えることが、できるか?
と、いったら、
そこにも、疑問が、残る。

逆(ぎゃく)に、
どんなに美しく、楽しい思い出が、
あったとしても、
過去に、おぼれ、
現実を見失(みうしな)っていってしまう場合も、
あると思う。

また、悲しい思い出は、
一生、重荷(おもに)となって、
その人の人生に、のしかかっていく場合も、
あると思う。


仏法(ぶっぽう)では、
変毒為薬(へんどくいやく)という、
法則を、説いている。

薬(くすり)というものは、
使い方を間違えなければ、
実際は、毒(どく)であっても、
薬になる場合が、あるようだ。

それと同じように、
自分の人生に、ふりかかってきた、
どんな、つらい、悲しい、
過酷(かこく)な出来事であったとしても、
その毒を、薬に変えて、
自分を、今よりも、もっと、
幸せにしていくエネルギーに
変えることができる!
と説(と)く法則(ほうそく)です。


けれど、現実の人生では、
自分に、ふりかかってきた、
つらく、悲しい、過酷な出来事や運命を、
プラスに変えていくのには、
あまりにも、つらく、過酷なため、
不可能(ふかのう)になる場合が、
多いかもしれない。


自分に襲(おそ)いかかった過酷な運命といえる、
『毒』を、『薬』に変えるためには、
あまりにも、つらいために、
普通の、何倍、何十倍、何百倍という、
エネルギーが、必要となるからです。


そんな、つらい運命に、みまわれた時に、
はたして、
それだけのエネルギーを、
出すことが、できるだろうか?


と考えた時、その可能性は、
かぎりなく、少なくなっていく。


だだし、もし、
そういう過酷な、つらい運命に、
みまわれた時、
普通の時の、
何倍、何十倍、何百倍というエネルギーを、
自分の中から、出す、
『方法』を、知っていたのなら、
つらい運命を、乗り越(こ)える可能性は、
大きくなっていく。


自分の中には、
どんなに、つらく、悲しく、過酷な運命さえも、
乗り越えていく、力(ちから)がある。


また、その無限の力を、引き出す方法を、
自分で、知っていたのなら!


その力を、出そう!という勇気さえ、あれば、
どんな過酷な運命も、
乗り越えていける!!


その、どんな過酷な運命さえも、
乗り越えていける、
無限(むげん)の力のことを、
『南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)』
という。

そして、どんな過酷な運命さえも、
乗り越えていける無限の力を、
自分の中から、出す方法が、

『南無妙法蓮華経を、となえる!!』

と、いうことだと思う。


だから、
創価学会(そうかがっかい)の人たちの多くは、
その、過酷な運命に、さらされた時でも、
『南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)』を、
真剣に、となえることによって、
普通だったら、不可能と思えるような
過酷な状況(じょうきょう)であっても、
その運命を、
乗り越えてきている!

そして、逆(ぎゃく)に、
過酷な運命に、あう前よりも、
大きな幸せを、
つかむことが、できている。


これが、変毒為薬(へんどくいやく)の法則です。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

過去における、楽しい思い出にしろ、
つらく、悲しい思い出にしろ、
それを、
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のように、
昇華(しょうか)していくためには、
今、輝(かがや)く必要がある。


今、輝かなかったら、
すべての思い出は、むなしく、はかなく、
悲しい思い出に、なってしまう。


今を、最高に、輝かせ、
今を、最大に幸せに変えていく
エネルギーのことを、
『南無妙法蓮華経』
と、いうんだと思う。

だから、
南無妙法蓮華経を、となえていくと、
どんなに、つらい思い出も、
どんなに悲しく、過酷な思い出も、
すべてが、今の自分を、
彩(いろど)り、輝かせてくれる、
美しい花に、変わっていく!!


それが、
南無妙法蓮華経を、となえて生きる、
創価学会の生き方だと思う。


だから、創価学会の中には、
世界中に、さまざまな困難(こんなん)や、
過酷(かこく)な運命を乗り越え、
生き生きと、
すがすがしく、輝(かがや)いて、
幸せを、勝ち取っている人たちが、
たくさん、たくさん、いる!!


それは、あたかも、
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で、
主人公が、
悲しみを昇華(しょうか)していったように、
それを上回(うわまわ)る、
幸せと、勝利と、歓喜(かんき)を、
その人に、もたらしてくれる・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0