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こころの音77

このまえ、
アニメ・火の鳥(復活編)を、
見ました。

有名な、
手塚治虫のアニメ「火の鳥」の、
復活編(ふっかつへん)です。

以前、
火の鳥・黎明編(れいめいへん)を
見た話しをしましたが、
それとは、ストーリーと登場人物が、
変わってきます。


25世紀、月面の研究施設の爆発に
巻(ま)き込(こ)まれたレオナは、
脳を損傷(そんしょう)し、
ほとんど、死にかけていたが、
人工頭脳(じんこうずのう)の埋(う)め込み手術によって、
蘇生(そせい)する。

しかし、手術の影響か、
爆発(ばくはつ)以前の記憶をなくしてしまう。


さらには、
人間が、ガラクタに見え、
ロボットが、人間に、見えてしまう。


そして、廃棄(はいき)されかけたロボット、
「ちひろ」を、
人間だと思い、恋をする。

手術をした医師は、言う。


「人工頭脳というロボットの脳(のう)を
埋(う)め込んだために、
レオナは、
ロボットの心を、持ってしまったのか?」


レオナは、自分の残された生身(なまみ)の脳から、
やがて、記憶を取り戻(もど)し、
物語は、
確信に、せまっていく。



ロボットの脳を持った人間は、
ロボットの心を、持ってしまう。


漫画家(まんがか)らしい、
不思議(ふしぎ)な発想だと思う。


けれど、現実の人間にしても、
同じようなことが、言えるかもしれない。


人は、自分の境涯(きょうがい)以上に、
人間を見ることが、できないからです。


たとえば、
スキャンダルやデマばかり書いている、
三流雑誌の編集者(へんしゅうしゃ)たちは、
商売が、かかっているとはいえ、
人間なんて、一皮(ひとかわ)むけば、
金、女、権力しかないんだと、
考える。

だから、どんな善意(ぜんい)の行動も、
金、女、権力が、からんだ、
うすぎたない行為(こうい)としか、
見ることができない。

三流雑誌の編集者でなくても、
そういう人は、いる。

自分が、金や女、権力など、
欲望(よくぼう)のことしか考えられないので、
どんな崇高(すうこう)な善意の行動も、
自分と同じ、
みにくい、あさましい行動としか、
見ることが、できない。


かわいそうと言えば、かわいそうだが、
それが、その人の境涯(きょうがい)だからです。


人は、自分の境涯以上に、
人を、見ることが、できない。


だとしたら、自分の境涯を、
最高に素晴らしく
高めることができたなら、
その人は、他の人も、
最高の、素晴らしい人間だと、
見ることが、できる!


ここに、仏法(ぶっぽう)の必要性が、出てくる。


真実(しんじつ)の仏法は、
自分の中に、最高に素晴らしい、
最高に魅力的(みりょくてき)な、
強くて、あたたかくて、やさしい、
仏(ほとけ)のような生命がある!
と、説く。

そして、その、
最高に素晴らしく、
最高に魅力的な、
強くて、あたたかくて、やさしい、
仏(ほとけ)のような生命を、
自分自身の中から、引き出すために、
仏法(ぶっぽう)の信仰(しんこう)が、ある。


よく、営業の世界でも、
創価学会の人が、抜(ぬ)きん出て、
活躍(かつやく)している場合が、
多々(たた)、ある。

創価学会(そうかがっかい)の会合なので、
その業界では、トップの成績をあげた!
という話しを、
よく、聞く。


その人の努力や能力もあるけれど、
その人の、最高の武器(ぶき)は、

『ご本尊(ほんぞん)に、
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)を、
となえている』

と、いうことだと思う。

なぜなら、
『ご本尊に、南無妙法蓮華経を、となえる』
という行為は、
仏性(ぶっしょう・仏の生命)という、
強くて、あったかくて、やさしい、
素晴らしくて、魅力的な、
自分の中の最高の生命を引き出す、
『唯一(ゆいいつ)の方法』だからです!

自分の中から、仏性(ぶっしょう)という、
最高の素晴らしい生命を引き出し、
その最高に素晴らしい生命(仏性・仏の生命)に
目覚(めざ)めた人間は、
自分が、仏性という最高に素晴らしい生命を、
知っているがゆえに、
最高の生命に、目覚めているがゆえに、
他の人も、
最高に、素晴らしい人間として、
見ることができるからです。


営業も、やはり、人間対人間、

お客様を、心から、
最高に素晴らしい人間として、
見ることができたら、
また、それは、相手の、
最高に素晴らしい生命(仏性・仏の生命)を
引き出すことにも、つながり、
ビジネスが、うまくいくのは、
必然(ひつぜん)の道理(どうり)だからです。

だから、営業の分野でも、
仏法の真髄(しんずい)である「ご本尊」に、

『南無妙法蓮華経を、となえている』

ということは、
その人にとっての、
最高の武器と、なりうると思う。


※ちなみに、ご本尊(ほんぞん)とは、
創価学会の人たちが、
信じ、祈っている対象(たいしょう)の本尊で、
仏(ほとけ)の生命そのものを、あらわしたものであり、
自分の生命そのものを、あらわしたものでもあり、
その必ず幸せになっていける仏(ほとけ)の生命が、
自分自身の中にあることを、
あらわしたものが、
ご本尊です。


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

営業の真髄(しんずい)が、人間性だとしたら、
その人間性を、最高に開花させるのが、
仏法(ぶっぽう)であり、
それが、

「南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)を、
となえる!」

と、いうことだと、思う。


創価学会が、
世界192ヶ国に広がり、
世界中で、尊敬と期待を集めているのは、
創価学会の南無妙法蓮華経の仏法が、
世界の、あらゆる人たちの人間性を高め、
開花(かいか)させているからだと、
思う。


アニメ・火の鳥で、
人工頭脳を埋め込まれたレオナは、
人間を、ガラクタとしか、
見ることができなくなり、
ロボットしか、人間に見ることが、
できなくなった。


それは、人工頭脳という、
特殊な頭脳を、
埋め込んだからだ。


けれど、人間の中にある、
「仏性(ぶっしょう)」という
最高に尊(とうと)く、
偉大な生命を引き出すためには、
なにも、特殊(とくしゅ)なものを、
埋め込む必要は、ない!


仏性という生命は、
人間に、最初から、もともと、
そなわっているからです。


だだし・・、

その仏性を引き出す方法は、

自分自身で、
『南無妙法蓮華経』を、
となえるしか、ない・・・・・!!


・・・・・・・・・・・・・こころ(音がないから、音を探して)・・・・・・・・・・・・・

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